今週のお題「はてな手帳出し」の第三弾いきます．今回紹介する手帳は照準手帳です．
前回の弾速手帳は実験データを記録しておくものなので，実射試験を重ねるとあっという間に一冊使い切ってしまいます．そしてこの実験データから最適レシピを探求します．このレシピというのは，どの弾頭を使ったときに，どの火薬をどれだけ入れると命中精度が高くなったかで決定します．これにより，この弾頭とこの火薬の組み合わせのときは，薬量はどれだけかということが決まるわけですが，そのときにライフルスコープの照準位置をどこにするかも実射して決定します．もちろん射撃距離によっても異なります．ここで得られた照準値の組み合わせ数は，レシピ決定後のものなので，弾速データに比べれば少ないのと，これからもずっと使う値ですから，表紙が硬い手帳を使いたいのです．そこで採用したのが例の測量野帳のスケッチブック版．
この中に，弾頭，火薬名，薬量，射撃距離の組み合わせと，そのときのライフルスコープにおけるエレベーションノブ（上下），ウィンデージノブ（左右）の調整目盛り値を書いてあります．
