週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

ハトマメ

今週のお題「マメ」ということで,ここは週末猟師ブログですから狩猟ネタでいきます.近年はあまり行っていませんけども,以前はよく仲間内でハト撃ちに行っていました.ここでいうハトというのはキジバトで,市街地にいるドバトよりやや小型の狩猟対象です.

キジバト

 

ドバト

釣りに例えると鮒のようなもので,場所を問わず入門者にも釣りやすいが,真剣に釣ろうと思えば奥が深くて極める楽しみがあるものです.なので,鳩撃ちも老若男女(といっても,未成年には撃てないが)問わず,共猟に誘いやすくはありますね.基本的には飛んでいるのを撃つので,水平発射がないので事故にはなりにくいです.ただ人家からそれほど遠くないところが猟場になるので,農家の皆さんや家の方に弾が落ちないように発射方向には気をつけなければなりません.(上から落ちてきた散弾粒に当たっても雨粒が当たるのと同様で,怪我などはしませんが,猟をしない人にとっては決して気分が良いものではないので注意)

 

さてキジバトは畑にまいた種を食べてしまうので,農家からすれば困った存在ではあります.実際に獲ったハトを解体すると豆がいっぱい出てきたりします.以前はこれはなんだろう?という種が出てきたら,洗って庭に植えてみたりしていました.この中でうちの庭で毎年生えるようになったのが山芋ですね.うちではハトの木と呼んでいます.コンクリートの隙間に出てきているので本体は掘り出していませんが,秋にムカゴ(うちではハトマメと呼ぶ)をつけるので,毎年これを収穫してハト豆ご飯を炊くのが,うちの歳時記です.

 

ムカゴご飯