週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

クレー射撃・スコアカードの付け方

未経験者向けのお話です.

 

全国レベルの公式では審判もスコアも教育を受けたスタッフがやるでしょうけども,そこまでの規模でなければ,猟友会の大会なども含めそのラウンドの前のボードの人が手分けしてやることが普通だと思います.初心者なら申し出ることでその役を免除してもらえることもあるですけど,いつまでもそういうわけにもいかないので,もちろん「やったことないので教えてください」とかいって,脇で見てもらって,やってみることが大事ですね.もちろんやり方は事前に知っておいた方がよいでしょう.

 

審判は外れたときにブザーボタンを押す(あるいはラッパを一拭きする)だけです.当たったときは何もしません.ダブルトラップでは1枚外せば一回押し,両方外せば二回押しです.まあこれはそれほど難しくないでしょう.

 

次いでスコアを付ける係です.スコアカードって大体こんな感じになってますよね.

 

 

縦書きのところもありますけど,このような横長のが多数派でしょう.ボードには人数分並べて画鋲やらクリップで貼ってありますので,上の射手のカードから順に付けていくことになります.間違った人のカードに記入しないようにするのだけは注意が必要です.私は右手で書いてますので,左手で次の枠はここだよって感じで押さえています.

 

基本は当たったときは1枠のように "/" で,外したら2枠のように "○" です.

 

 

最低限はこれで大丈夫.これはトラップもスキートも同じです.ただ余裕が出たら...

 

 

トラップの場合,二の矢で当てることもあるので,そのときには1枠のように "メ" や2枠のように "×" で書きます.これらはどちらも同じ意味.もちろん初矢なら "/" です.スコア自体は変わらないですけどね.中には初矢で割れても2発目を撃つ人がいるので,飛んでいくクレーを見て / なのか × なのかをつけるといいと思います.あとはトラップの場合,左に行くクレーを外したら3枠,ストレートなら4枠,右に行くクレーを外したら5枠のように書くと,その射手があとで見直すするときに自分がどっちにいくクレーを外しやすいかが分かるので親切です.けど,これはあくまでも付ける人に余裕があればでOK.

 

あとは私はやらないですが,最後に書き込む点数を間違えないようにするために,外したときの○に点数を減点法でつけていくパターンもあります.

 

 

丸数字を㉔からデクリメントしていき,最後の丸数字が点数になるという仕組み.まあ私の場合はプーラーさんがつけているスコアボードの数字を写しちゃうから,外したクレーの飛翔方向を付けるだけにしていますけど.