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100m+9倍+見え方
見え方というと主観的な要素も含まれそうですが，ここはあくまでも客観的に考えますと，９倍スコープでは距離が９分の１になったのと同じように見えます．すなわち 100m 先にあるものをスコープを通してみれば，11m先にあるように見えるということです．
標的射撃では 100m だと 20 倍くらいあれば，別に監的スコープを用意しなくてもどこに当たったか見えると言われています．300m で同じ大きさに見るためには 60 倍になります．ベンチレストならそれでいいのですが，手持ちで撃つならあまり倍率が高くても揺れてしまってかえって狙いづらくなります．
なので狩猟用途ではここまで高倍率なものは使いません．エゾシカなどは北海道の広いところで撃ったりしますが，この場合でも大体 10 倍もあれば十分とのことです．ましてや内地の近い獲物では１倍から数倍が使いやすいようです．
