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薬量 308 300wm 338308 は 308Win, 338 は指定がないので 338Win Mag ということにします.これは結構難しいですね.というのも自分で試験できないのでマニュアルを見ることになるのですが,全く同じ条件にはならないからです.例えば 338WM で最も軽い弾頭は 180gr ですが,starting から 2800fps くらいは出てしまいます.一方,308Win の場合は 180gr 載せると最高でも2500fps台しかいけません.同じ弾頭重量で同じ弾速にできないので比較と言えるか微妙ですが,比べられる中で最も近いようにしてみます.
すると 180gr 弾頭で
308Win 41.2gr (TACのmax)2544fps300WM 65.0gr (IMR4350のstart)2724fps
338WM 59.0gr (N150のstart)2838fps
という感じになります.338WMより300WMの方が薬量が多いですね.
しかしやはり比較と言うには微妙な感じですよね.なので実用域で考えるとして,ここでは Lyman 49th の most accrate load で比較します.ただしいずれも 180gr 弾頭です.
308Win 42.5gr IMR4895 2550fpsでした.300WM 75.0gr N560 3036fps
338WM 78.0gr IMR4831 3008fps
この結果から考えると,300WM と 338WM はあまり変わらない印象を受けます.そんなもんなの?と思って検索して薬莢を比べてみると実際のところは 338WM のほうがちょっと小さい位なんですね.