週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

スキート公式弾が変わる

もともとエイプリルフール当日限定で公開するつもりのエントリでしたが,コメントを戴いたので削除はせず,エイプリルフールネタだということを明記させていただいた上で,掲示を続けます.
スキートって公式のルールがしばしば変わりますよね.それはみんなすぐに上手になって満点ばかりになってしまうからです.装弾にもルールがあって,現在は 9号 24g ですが,これも昔は 28g だったり 32g だった時代があるのです.これが今度は 21g になるといわれていました. ところが昨年の ISAF 理事会で 21g (3/4oz) にしても実射試験の結果から十年以内にはさらなる減量が必要となることが確実視されているため,それを飛び越えて次回改正時には 18g (5/8oz) にすることが内定したそうです.それもエコを打ち出したいらしく,シェル自体も現在の 2-3/4" から 1-3/4" へ小さくなるらしいです.また銃身長も 22" 程度へ短縮するべきという意見も(特に不況な銃器メーカーから強く)出ているそうですが,大勢のシューターに買い換えを強いることなり影響が大きすぎるため,それは別途ワーキンググループを立ち上げて検討を続けることになったそうです.帰国したばかりの某委員から聞いたので秘密というわけではないでしょうが,まだ公式には発表されていません. 実は日本国内でも内々に試験が行われており,ついこの間,偶然そこに出くわしたので,その撃ち殻を拾ってきました.それがこちら.
画像
サイズはといいますと...
画像
開いた状態で 45mm しかありませんが,これが噂の 1-3/4" というわけですね.どこが作っているかというと...
画像
調べてみますと現在はこの会社しか作っていないようです.こんな箱に入ってました.
画像
各装弾メーカーにもすでに情報は入っているので,各社ある程度の試作は終わっていると思いますが,いずれにしても次回の改正ルールが適応されるのは,2024年のパリオリンピックの次からとのことなので,この装弾が各社からでるのは1,2年先になると思います.