週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

早とちりとカーバイドでのデュアル化

case prep の際,deburring/chamfering は RCBS の Trim Mate case prep center を使っています.しかし薬莢は数があるので,できれば両手を使って効率よく作業したいわけです.もちろん左右間で薬莢の受け渡しをすることで両手は使っていますが,もし deburring/chamfering tool が二個あれば受け渡ししなくてすみます. というわけで,実はツールを買い足してありました.ただ射撃シーズンではなかったので,そのままになっていたのを取り付けようと思いたったのであります.まず今までついていたツールを外しました.すると....
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5つあるうちの中央左(#5)のステーションだけが背が高いです.これはツールのアダプタが残ってしまっているのだろうと思ったので,なんとか外そうとしますが,空回りしてしまってとれません. そこで一度分解して,シャフトだけを取り出して作業しようと思いました.こんな風に開けます.
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これが確か 9/64 とかの hex だったかな.半端な数字ですよねぇ.2本外すとぱかっと開きます.
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あれ?変だな.
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つなぎ目がない!要するにこれはもともとこうだったのです.
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なんでこれだけ長いのかなぁ.というか,新品の時からこうだったわけで,すっかりこのことを忘れている自分にも驚きますが.できれば左右対称の #2, #5 と #3, #4 をそろえたいので,#5のシャフトを #1 と交換できたらよいのですが,#1 はモータギアに直接ついていて,シャフト自体が違います.なので無理.部品で入れられればいいですが,だめならジャンクでニコイチにするしかないかなぁ.まあそんなの日本では出てこないでしょうけど. ともあれ,仕方ないのでそのままツールを取り付けました.
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これで deburring, chamfering をそれぞれカーバイドでデュアル化できました.うーん,ゴージャス.笑 なお余談ですが,#2~#5 のシャフトは共通なので,長いのを #1 以外の任意の場所にすることができます.それに意味があるかがわかりませんが....まあ構造がわかったということで良しにしましょう.