モールドハンドルの違い・Lyman と RCBS
モールドとハンドルは普通別売りになっていますが,見た目はほとんど一緒なので1本あれば間に合いそうな気がします.で,昔 Lyman slug の鋳造をしていたため Lyman のハンドルは持っています.しかし今回 Lyman と共に RCBS のモールドも入手しまして,二種類を一緒に鋳造することもあるため,今回は RCBS のハンドルを買ってみました.(モールドが冷えてからでないと交換できないため,ハンドルが1本だと不便.)
上が前から持っている Lyman で,下が今回導入した RCBS です.案の定ほぼ同じですね.
モールドの方は Lyman はスロットネジ(マイナス)でハンドルに固定するのに対し,RCBS はピンになっており,それを押さえるのはイモネジです.
モールドを当ててみるとこんな感じ.
ここで重大なポイントを発見しました.というのは,RCBS の方がハンドルが薄く(7.6mm位),モールド側の溝も狭いのです.Lyman の方がモールドの溝が広くハンドルは厚い(7.7mm位)です.その差は 0.1mm 程度ですので,加工すれば使えると思いますが,そのままだと RCBS のモールドは Lyman のハンドルには付きませんでした.買っておいて正解だったようです.
取り付けたらこんな感じ.
RCBS のモールドに RCBS のハンドルです.
しかしなんでこんな微妙な差を付けたのかなぁ.