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レミントン 11-87 ディアで散弾は撃てるか
えーと,それはこの銃ですね.
Remington model 11-87™ SPORTSMAN® SYNTHETIC DEER
どんな仕様かというと....
21" Fully-Rifled Barrel
Ergonomically designed for superior handling
Constructed with solid steel receiver for strength and durability
Features smooth-operating actions that reduce wear and provide quick follow-up shots
Comes in Black Synthetic
Available in 12 or 20 gauge
日本仕様では必ずライフルを半分削って
ハーフライフルにしてあるはずです.というのも,散弾銃としては銃身長の半分以上は平滑銃身でなければならず,ライフルとしても許可される最大口径は 10.5mm だからです.
ですので,結局の所は
ハーフライフル銃で散弾は撃てるかという話になるかと思います.私は
ハーフライフルを持っていないので,体験したわけではありませんが,発砲するだけなら問題なく安全に撃てると思います.しかし,ライフルが入っているので中の散弾が回転します.すると外側へ開く遠心力が働きますので,ショットパターンがドーナツ状になるといわれています.要するに上手な人ほどクレーが割れないということになるのではないでしょうか.笑 まあ実際は回転軸上にある散弾はその軸上を飛行するため,全く中心に行かないわけではないでしょうけど,広がりが大きくなって使い物にならない,というのが結論になろうかと.
なので「この銃が欲しいけど,それでクレーもやりたい(狩猟含む)」ということでしたら,替え銃身を用意することになります.11-87 でしたら,いろんなバレルが選べると思います.
あとはこの銃にそんなモデルがあるかは分かりませんが,
ハーフライフルではなく完全に平滑銃身なものがあるなら,当然それは問題なく散弾も撃てます.(クレーのような飛翔する目標を撃つのに
カンチレバー(スコープやドットサイトなどの照準装置をつける)は最適だとは思いませんが,原理的には射撃可能という意味)
#追記#
ハーフライフルでの検索でこちらにリンクされるようなので追記します.
ハーフライフルで散弾を撃つこと自体は射撃場では大きな問題はないと考えますが,猟場では開きすぎて跳弾の危険が跳ね上がるので使うべきでないと思います.そもそも当てたいところにいく粒数が減ってしまうので散弾猟には不適ですが.