週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

ダイセルの利点

火薬にダイセルを選ぶ利点はいくつもあります.まずはなんといっても価格的な利点がありますね.あとは入手性も米国製と比べると安定していると思います.ただ個人的にはこれが一番大きいという点が一つ.それは占積率です. 火薬は実包よりも安全ではありますが,自宅に貯蔵しておく場合出しっ放しにすることは出来ないので,普通は装弾ロッカーにしまっておくことになります.でもクレーもやっていれば,それ用の弾もかさばりますから,なかなか火薬のためのスペースを確保するのが難しくなっていきます.もう一つ装弾ロッカーを買っちゃおうという解法もあるわけですが,うちのように狭隘な場合設置場所にも一苦労なわけです.なので,出来るだけ火薬も小さい方が望ましいわけで... 火薬と言えばダイセル以外だと IMR とか Hodgdon を使うと思いますが,いずれも現在の容器はプラスチックでずいぶんと遊びの多いものです.それと比べてみましょう. まずはダイセル
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500g 容器ですが,大きさはなんと散弾一箱と同じくらいです.ちょっと出っ張りますが,高さや幅はぴったり.高さも大体一緒です.ほら.
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これはすばらしいですね.対して Hodgdon (1LBボトル)です.
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散弾4箱分を使ってしまいます. まあ実際は隙間もあるのですが,そこに散弾は入れられませんからね.ボトルを並べると...
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高さ方向にも半端で散弾は入らないです.なので,二瓶で散弾六箱分を占有するので,偶数本持っている場合はボトル一つで散弾三箱と思えば良いわけです. 装弾ロッカーは散弾千発分の容積があります.もちろん法律上持っていられるのは最大800発ですが,中途半端に使った号数の違う弾や,ブランドが違うのは同じ箱に混ぜたくないので,余分にスペースがあるわけです.昔はどうせ家にはそんなに置かないからと小さいのにしようかとも一瞬思ったこともありましたが,そんな理由で大きいのにしておいて正解でしたね.で,それでも足りなくなりそうな状態になってしまっているわけですが..... 散弾用火薬はダイセルがないので,仕方なくかさばるボトルの Hodgdon を使わざるを得ないわけですが,もし今後どうしても入らなくなったら,ダイセルの空き缶に禁断の詰め替えをするしかないかも知れません.(パウダー取り扱いの心得としては,本来容器は入れ替えるべきではないとされていますが,もしやるなら容器が腐食していないかを確認して,絶対間違えないようになラベルをしなければなりません.)