週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

【書評】Lyman 50th Edition Reloading Handbook

画像
必要かと言われると微妙なのですが,五十号記念ですしねぇ.なかなか用品店から出てこないので,夏前のことですが仕方なく直接注文してしまいました.しかしちょうどそのころ Lyman の通販サイトのリニューアルがあって,発送が2ヶ月ほど止まってしまい,すっかり忘れたころに届いたのでした.invoice を見てびっくりしたのですが,送料が $60 もかかっています.が,請求されたのは本代だけ.リニューアルのドタバタで訳わからなくなってしまったのかなぁと思いました(そのうち請求される可能性は否定しませんが).多分今注文したらすぐ発送されるとは思いますが,送料はそのくらい取られるのでお勧めはしません.買うなら,他のお店でも扱いが始まったので,他の用品と一緒に買うのがよいと思います. ところでこのエディションで何が変わったかというと,新しいカートリッジが載っています.
17 Hornet, 6.5 Grendel, 6.5 Creedmoor, 6.5-284, 26 Nosler, 28 Nosler, 300 Blackout, 300 RCM, 338 RCM, 450 Bushmaster, 458 SOCOM, 50 Beowulf
持ってる人います?少なくとも私には関係ないな~. あとは全ページカラーになったということが新しいですね.とはいえ,load data はカートリッジの写真がカラーになってるだけなので意味ないかも. また今回の article に関しては
Barrels – Looking into the Unknown Advanced Case Preparation Techniques What is a Ballistic Coefficient and How Do You Use It? The History of Modern Lyman Handbooks
となっていますが,あっさり系でした.ここでしか得られない情報というわけではありません. 結構頻繁に検索ワード
2016年度3006口径リローディングデータ
でいらっしゃる方がおられるので,その方向けに書きますと,少なくとも 30-06 や 308Win あたりを見る限り,この本のデータは前のエディションと同じでした.腔圧に CUP 単位がかなり残ってるくらいですから,データの入れ替えは(あまり?)やってないようです.ディスコンになった火薬も結構掲載されているくらいですしね. というわけで,この本をお勧めするのは以下の条件に合う方です.
1. 英語を読むのはそれほど苦ではない. 2. Lyman の前のエディションは一つも持っていない. 3. この手の本を一冊は持っておきたいと思っている.
まあ私のように「集める」のが目的になっちゃってる人はお勧めしようがすまいが買うでしょうからね.笑