週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

【再考】bleeding knife

昨期猪止刀としてそのものズバリで Bark River Bravo Pig Sticker を導入しました.
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放血用の樋が入っています.ところがこれの全長が 36cm ほどもあり,相当重いのです.履く位置を間違えるといざという時ナイフ自体が抜きにくかったり,山登りを邪魔したりもします. もともとなぜこんな長いのを買うことになったかというと,猟隊の某 I さんが半矢の猪を前に弾が出なくなり,そのまま襲われて噛まれたまま崖から落ちたものの,腰に履いていた山刀で止めてことなきを得たということからなのですね.その方曰く,20cm はないと戦えないと思う,ということで刃渡 9" (23cm) のこれにしたわけです. ところがやっぱり重い.立間が近いときはいいのですが,藪漕ぎしたり遠いとやっぱり疲れます.で,その話を某 Y さん(笑)にしたところ,「猪とナイフで戦ってはいかん.銃で戦え!」と,まあそれが正論ですよね.笑 要するにいざという時が起きないようにしろと. そこで dispatch よりも bleeding を主に考えようと思います.実際にその方が放血に使っているのは刃渡 10cm 程度で,個体によっては刃渡が足りず切り直す必要があるということですが,12cm くらいあればいいんじゃない?ということなので刃渡 5" (12.7cm) の Bravo 1.25 にしようかなぁと考えています.
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形状(drop point or spear point とか,rampless とか)やハンドル材などはオーダーできるので,いいなと思うのですが,注文するのも面倒臭いので,手持ちの Classic Drop Point Hunter (刃渡 9.6cm) で済ましてみるかという気分にもなっていたりして.笑 衛生面から考えると,現場に持っていくものは解体後半に使っている Drop Point Hunter とは別のものを使いたいという気もしているのですが....それに経験豊富な人ほど小さいのを上手に使いこなせるだけで,自分のような初心者は若干大きめのほうがいいかなという気もします.まあ買うのはいつでもできるので何回かやってみてから決めたいと思います.