週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

クリーニングロッドの収納

今もそうだろう?と言われるかも知れませんが,特に散弾銃だけだった時はろくに掃除もしてなかったので,ロッドも銃を始めたときに揃えた分割モノを1本しか持っていませんでした.しかし,ライフルはそうもいかないので何本も増えました.そうなると収納を考えたくなりますね.そんな人は多いのでしょう,MTM からこんなケースが新しくでました.
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最長 47.5" のロッドが4本まで収納可能で,パッチなども入るようです.ただケースの全長が 48.5" すなわち 1.2m 以上あります.私は射撃場で掃除はほとんどしないというのもありますが,銃を担いだ上に,さらに銃より長いケースを持ち運びたくないです.とはいえ,必ず撃ってすぐ掃除するという人も結構いますから,こういうのもアリなわけですね.ただ送料もかかるし,きれいに収まれば図面ケースとか釣り竿ケースでもいいわけだから,日本からわざわざ買おうとする人は少ないかな?? ちなみに私は出先にロッドは持って行かず,帰ってから掃除するので,こんなラックを使っています.
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これは Tipton の Cleaning Rod Rack で,内側に6本,両脇のフックで計2本かけられます.が,ハンドルの形状によって収まりが悪い場合もあるので注意が必要です.もっとシンプルなこんなのもありますね.
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実はこっちも使ってます.ロッドが9本くらいだったかな?そのくらいあるので,一つじゃ収まらなかったのです.笑 ところでライフルを持ってる人は分かると思いますが,これからという方は,なんでロッドが何本もいるのか?散弾用があるならそれでいいじゃないか?と思うかもしれませんが,まずロッド自体が散弾銃用とは構造が違いますね.太さもさておき,軸が回るようになっているところが大きな違いです.ベアリングが入っていて,くるくる~と軽く回って気持ちいいです.笑 あとはブラシやパッチ用にそれぞれロッドが欲しくなってきます.作業中に頻繁に交換が必要になるし,溶剤もあまり体にいいわけではないですから,アタッチメント部分に手を触れるのは避けたいわけですね.あとは口径が違えば,ロッドも異なります.専用とまではいわなくても,.243 と .308 では太さが違いますね.それにボルトとセミオートも違います.バレル長が一緒でもアクション部分を貫通するかそうでないかとあるので長さが違うのです.まあ原理的には長いのは短いのを兼ねますけど,使い勝手はやっぱりそれぞれありますので. というわけでなんだかんだ言って,ライフルって本体以外にいろいろ必要に(かつ,欲しく)なってしまうものなので,これからライフルだぜ!という方は,予算組みのときにはその辺も気をつけた方がよいと思います.ライフル本体よりスコープの方が高いのは普通だし,リロード沼に落ちればさらに大変なことに....あな恐ろし.笑