週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

弱装の欠点

ライフルというと腔圧をある程度高めて精度を求める人も多いですが,私は精度にはそこまでこだわらず,割と数撃ちを楽しむ方です.なので,日常的な射撃には弱装弾をよく使います.猟隊の射撃会でも基本的には弱装で,そろそろ出番かと思って作ってありました.レシピとしては最近はこんな感じです.
30-06 150gr SPT Sierra H-4895 30.0gr
O君に新しいライフルの許可が下り,あわせておニューのスコープもつけたと言うことで,そのサイティングに行こうと誘われ,その弱装を持って行きました.O 君は枕レストしか持っていないので,ちゃんとしたのを射場で借りてサイティングをしました.
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100m で合わせたそうです.彼はボルトは前から持っていますが,今回買ったのがセミオートで,ボルトに比べて当たらないのではと危惧していたらしく,思いの外まとまって喜んでいました.まあ彼は何撃たせてもうまいのですけどね.笑 撃った反動がボルト式に比べて弱いので楽だと言ってました. さて私の方に話を戻します.射撃会自体が練習なのですが,さらにその練習だというわけで,立射でやってました.
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何発か撃って何気なく手を見ると真っ黒です.薬莢がそもそも煤けています.
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弱装は今までも使っていましたが,ここまで黒くなってたっけ?デントした薬莢が戻りきってなかったりするので,腔圧が全然上がってないようです.まあそれは弱装だからよいにしても,真っ黒になるのはイヤですねぇ.ボルト周りも真っ黒になっちゃってました.
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これはプライマポケットが緩いのをそのまま使ったからだろうと思っています.実は捨てるつもりだった Winchester の薬莢を使ったのです.よく調べるとそれまで 18 回使っていて,あと2回で 20 回だから,それで卒業にしようなんてケチなことを考えたのが悪かったようです.前の方が煤けるのは仕方ないとしても,ヘッドが汚れるのはやばいですからね.今度こそ捨てます.苦笑