Magnetospeed の過渡弾道に与える影響
Magnetospeed というのはこんな感じの弾速計です.
センサーを銃剣のようにバレルの下に取り付けます.とても軽くて,光学式ではないので照明環境にも影響を受けない利点があります.が,着弾点がセンサー装着の有無で変わってしまうと言う欠点があるというのは以前エントリしたとおりです.流体はかじっていませんが,弾道学は少し勉強しましたので,マズルブラストが過渡弾道に影響を与えていることは分かっていました.先日 TK さんから横につけたらどうなる?というコメントをいただいたので確認のため実験してみました.
こんな感じで左につけたり
右につけたり
はたまた上につけたりしました.
上だとスコープが見えなくなっちゃうと思うかも知れませんね.あってないところから見ると確かにこんな風に影になっちゃいます.
けども,レンズ径の方が大きいので,的紙に焦点を持ってきたときには,多少暗くはなるものの的紙はちゃんと見えるのですよ.なので,問題なし.
で,実験結果ですが,K氏が解析して使いたいと言うことなので,今ここで出すのはやめておきます.しかし,傾向としては左につければ着弾は右へ,右につければ左へという感じで,明らかにセンサー取り付けの逆方向へ着弾がずれていることを確認しました.ざっくりですが 1 MOA 近く変わってくるので注意しましょう.