週末猟師

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ナイフの海外通販と国内調達の差を考える

現行の国産ナイフを買うなら,国内調達一択でしょうけども,アメリカ製だと米国からの通販にするか,国内代理店から買うか悩むかも知れませんね.実際にどのくらいの差があるのか考えてみることにしましょう.例えば Bravo 1 LT MagnaCut のベースモデル,Black Canvas Micarta ハンドル仕様を例に挙げてみましょうか.

 


国内の amazon で購入すると,消費税,送料込みで 49,800 円だそうです.これと同じものをアメリカの通販会社(ここでは DLT Trading をモデルにします)から購入することを考えます.

あちらでの価格は $269.96 です.これを一本だけ買う場合の送料は FedEx で $30 くらいだと思います.USPS も昔は選べたような気もするのですが,先日買い物したときには FedEx 一択でした.なので,ここでは S&H $30 とします.

換算レートを $1 = 140円 として考えますと,クレジットカードでの買い物は $269.96 + $30 = $299.96 = 41,994円 ですね.

関税などは後日 FedEx から請求が来ます.内容としては,関税は価格の6割で評価された額に対し 3%(簡易税率:十万円以下の場合)なので, 41,994 × 0.6 ×3% = 755 円.請求時は百円未満切り捨てで関税は 700 円.ナイフの評価額 22,676 円に関税を加えた,23,376 円に対して 10% の消費税が 2,337 円で,これも百円未満切り捨てで 2,300 円.最後に FedEx の手数料が千円.従って 700 + 2300 + 1000 = 4,000 円 が後日請求額となると思います.

結局,41,994 + 4,000 = 45,994 円ですから,ざっくり 46,000 円かかることになります.これがレートがもうすこし円高になって133円なら 43,694 円,逆に安くなって 150 円なら 49,094 円です.

海外から購入する場合は FedEx でも手元に来るまで一週間くらいかかったりしますし,商売で輸入する場合は関税が高かったりするので,その辺をどう評価するかでしょうね.在庫の有無も内外で異なったりするし,私だったら場合によっては国内調達にするかな〜.