週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

【今コレ】鴨猟ナイフ

これまでいろいろ迷走したけども,今だったらコレを選ぶかなぁという「今コレ」シリーズです.


さて同じ狩猟用を謳っていても対象によって適したナイフは異なりますので,世の中には星の数ほど種類があります.さらには同じ対象でも人によって手も違えば使い方も違います.ここでは私の鴨猟を考えますと,ナイフの用途は腸抜きくらいで,猟場で行うのでコンパクトなものが望ましいです.それ以降の解体精肉は自宅でハサミや包丁を使って行いますので,ナイフの用途はここだけなわけです.

先日使いやすいかも?と思って,モキナイフの「きたきつね」をポチりました.

 


ところがこれが想像より小さかったのですよ.とても美しくて可愛らしいのですけど,実用面からは微妙.

ハンドルはもう少し大きい方が良く,逆にブレードはもう少し短くても大丈夫です.モキナイフで他によさそうなものはないかな?というわけで,調べてみましょう.フォールディングである必要はないです.

まずパッと思いつくのは,トラウト&バードですね.

 


全長 183mm うちブレード長 84mm 程度です.きたきつねは 148 / 63mm なので,ハンドル,ブレード共に 2cm くらい長いようですね.ハンドルはいいけど,ブレードはそんなに長くないほうがいいです.猟が終わって疲れているときに作業をするので,羽根の中に埋もれた自分の指にうっかり刺してしまう可能性だって否定できないですからね.

では次にバンフです.サイズはミドルから.

 


これは 177 / 73mm なのでハンドルはよさそうですね.さらにショートというのもあるようです.

 


156 / 52mm.かなりなドロップポイントになっているところも具合良さそう.鋼材も VG-10 で,きたきつねやトラウト&バードの AUS8 よりよさそうですし.

とはいうものの,今からもう一丁買うということはとりあえずはないだろうなぁ.もしこれから鴨猟を始めるという方,処理プロセスが私と同じような方のご参考になれば幸いです.(猟場では腸抜きだけして,あとは自宅で包丁やハサミを使うスタイル)