週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

ケモノたちがはしる道

気の利いたエイプリルフールネタでもぶち込みたかったところですけど面白い話も思い浮かばなかったので,図書館シリーズです.

 

ケモノたちがはしる道・黒川裕子著

 

ラノベスタイルの子供向けのお話です.何か参考になることがあるか?と言われると、猟に関する具体的なお話は特にないので,とりたててはないかな.あ,一つあった.熊本では獣道を「ウジ」というらしい.うちのほうでは何頭,どのくらいの大きさのイノシシがどっちに動いているかとかを見ますけど,この本の中ではそこまでは書いてなくて,ただ歩いて移動するのを縦,食み後が広がっているのを横というという話だけでした.もうちょっと詳しい話が書いてあったら楽しめたと思うんだけど,お話の主題がそっちじゃないから仕方ないですね.

 

書籍紹介は以下の通り.

おしゃれとゲームが大好きなイマドキ中1女子の千里。ある日、手にしたパック詰めの手羽先肉に「羽」が!?うわっ、きもち悪い!あれ、でもなんでそんなこと思うんだろう…?そんな千里を、母が誘う。「熊本のジジさまのところに行って、ケモノを獲るところからその後まで、経験してみない?」とまどいつつも意を決し一人降り立った熊本空港で千里を待っていたのは、生粋の“もっこす”=ジジだった。熊本の雄大な山とあたたかい人々にふれ、わな猟を体験するうちに、千里の中で“命”への思いが熱くゆらいでいく―。