週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

鉛アンコ

今週のお題「あんこ」ということで,最近当ブログ関連で「あんこ」というと,ライフル射撃の場外練習用エアソフトガンを重くする目的で,プラスチック製の銃床内に鉛粒を仕込んだことを思い出しますね.

 

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普通は「あんこ」というとスポンジみたいに軽いものを想像しそうですけども,これは重くするためのアンコです.笑 使った鉛粒は散弾のリローディング(手詰め)用で,手持ちの中で粒径が大きめの3号散弾は用途があまりないので,これをアンコに使いました.理論的には粒径によらず六方最密充填構造をとり,同じ重さになるはずだからです.まあ実際は充填容積から見て,粒径が無視できるほど小さいわけではないので,使う散弾粒が小さい方が理論値(充填率74%)に近くなるとは思いますけど,そこまで厳密に考えてるわけじゃないですからね.笑

 

ちなみによくいくライフル射撃場には,銃床を依託するための枕(寝具の枕と同じ形)がおいてあります.この枕の外面は帆布らしき布製で,中身は多分鉛粒が入っているのでしょう,見た目よりもかなり重くて最初はビックリします.これも鉛をアンコにした品物ということになりますね.射撃関連だと思いつくのはこのくらいですけど,他の分野でもきっと鉛をアンコに使うものは多いのではないかな?と想像しています.みなさんの周りではどうですか?

 

下の 2mm というサイズは9号散弾に相当し,クレー射撃競技ではスキートという種目で使われるものです.これを一発の中に 24g 分使用するのが公式です.