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【勝手にFAQ】ブッシングサイズ

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308win+ブッシング サイズ
ブッシングダイを使うのですね.サイズは一概には答えられません.というのも,それはお使いの薬莢で決まってくるからです.とはいえ,これで終えては FAQ の意味がないので続けましょう.

まず .308Win のブッシングは 0.335” - 0.343” の間です.普通は 0.001” 刻みで用意されています.ですから,任意の環境で使うならこの間のを揃えるなんて方法もあるかもしれませんが,普通の人には無駄が多いですね.そこで必要なブッシュサイズを求める方法をいくつか紹介します.

最初に一番簡単な方法です.それは基準となるいくつかの実包(またはダミーカート)のネックの直径を測り平均値を求めます.そこから 0.001” (乃至 0.002”)引く方法です.

次の方法はボール式もしくはチューブ用のマイクロメータでネックの厚さを測ります.これを2倍して弾頭直径(.308Win なら 0.308”) を足してから 0.001” を引きます.

これらから得たサイズは,発砲した後の薬莢のネックサイズよりも少なくとも 0.002” - 0.003” は小さくなければなりません.発砲した際にネックが広がるための余裕が 0.001-0.0015” はその周りに必要だからです.これを確保しておかないと異常腔圧が発生する可能性があります.この差が確保できないということはネックが厚いと考えられるのでターニングすることになります.

あと注意しておかなければならないのは,いずれにしてもブッシングダイを使う場合は,常にネックの厚みが一定になるように薬莢を管理している必要があると言うことです.もしそれをしないのであれば,ブッシングダイを使っても意味がありませんし,サイジングボタンをつけていない場合は薬莢を歪ませ壊してしまう可能性すら出てきます.

というわけで,お気軽シューターな私はブッシングダイには手を出していないのでした.笑