今回の検索ワードはこちら
散弾銃雷管工具+昔
ひと昔前くらいに使われていた道具を見かけることはよくあります．というのも当時は
クレー射撃であっても散弾を手詰めして撃ってたということですから．しかし，現行で当時と同じような道具が市販されているかというと，一般にはせいぜい Lee Load-All II からになってしまいますね．ここまで大げさにしたくないという要望はあるかと思います．特にロールクリンプでスラグしか詰めないなら Load-All II はほとんど意味がないので…．
ただ昔の道具はシンプルなので，同じ働きをするものは簡単に作れると思うのです．例えばロシアあたりだとこんなのがあります．
真ん中の棒の先にデキャッピングピンを取り付けて，左下の台に乗せて内側から押して雷管除去するわけですね．
つけるときは右の道具に入れてテコの原理で押し込むと．
この部分，実はデキャッピングピンをつけない真ん中の棒で押し込むことで同じことができるはずです．ですから，必要なのはデキャッピングピンをつけた棒と，つけない棒，そしてデキャッピングの時に薬莢の下に置く真ん中に穴の空いた台があればいいのです．
文章で説明するより作って見せた方が早いと思うので，作ってみたいのですが，すでにリローダーを持っている身からすると動きが鈍くなるわけであり…．でも需要も少しはありそうなので，近いうちにやってみます．これができれば，あとはスケールかメジャー，そしてロールクリンパーがあればスラグぐらい作れちゃいますからね．
