狩猟用イヤホンを考える
巻狩の場合は無線を聞きながら行動します.もちろん周囲の音も聞こえないといけないので外部入力付きの電子式イヤマフを使うのが一番よいと思います.
ところが射撃の時と違って,獲物が出たときは急いでますから,うっかりイヤマフがあがって耳から外れたりするのですよね.散弾でも結構痛い感じになるくらいですから,ライフルだとキーンがしばらくとれません.
そこでイヤホンを考えるわけです.今まで Agent Smith(笑)みたいなのを使ってました.
外の音も割と聞こえやすいのでよいのですが,時々耳から外れることがあってもっといいのはないかと探したわけです.ヨドバシのイヤホンコーナーにいくとたくさんあるので比べてみました.
今はイヤホンというとカナル式(挿入型)が多いですね.こんなタイプです.
これは耳がふさがってしまうので,外の音が聞こえなくなってしまいます.なので,下のようなインナーイヤー式(開放型)のほうがよさそうです.耳介に置くような装着方法のため隙間ができ,外の音が聞こえやすいです.
しかし今はもっといいのがあるのですね.例えばイヤカフスというのがあります.
これは耳介に挟むようにして使い,音が出るのは細い部分の末端の穴からです.隙間が十分あくので外の音は問題なく耳に入ります.これがベストな感じ.
ところが挟むようにして装着するため,多分個人差もあるのでしょうね,私には耳が痛くなって無理でした.というわけで,今となっては選択肢の少なくなったインナーイヤー方式の中からいろいろ試して決めました.こちらです.
audio-technica EARSUIT ATH-CM707
結構高かったですが,これが一番フィット感が良かったので仕方ありません.ちょっと大きめで良いのですが,逆に耳が痛くなるまでの時間は短いかも知れませんね.まあまたしばらく使ってみてレポートします.