週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

Frankford Arsenal 2020 年新製品から(1) Universal Bullet Seater

よくこんな名前付けたなぁ,なんて思わせるブランドですが,こちらのイメージ的には廉価な感じ,基本は中国製だと思います.だから,中国の Lee,すなわち Bruce Lee みたいな感じでしょうか.違うか.笑 ちなみに私はこのブランドでは scale を使ってます.安いけど作りに問題は無いですね.まあ秤ですから,市井一般にたくさん出ているのと同じですし,そんなに問題は起きないか. そんな Frankford Arsenal からの新製品の一つはこちら.
frankfordarsenal_universal_bullet_seater.jpg
universal bullet seater です. 一般的には bullet seater といえば,カートリッジ種類毎に用意するものですが,これは径だけで9種類からスリーブを選んで使えるというものです.弾頭用のステムは三つあるのかな?写真にはないですが,スリーブの .308" はすでにセットされた状態で撮影されているようです.308 がないなんてあり得ないですからね. 日本のライフル所持者の多くは,多丁所持者でもカートリッジは高々数種類しか使ってないと思うので,この製品の出番はないかも知れませんが,アメリカみたいな銃所持が一般的な国の人で,いろんな銃を持っている人にはいいかも知れません.サイザーは必ずカートリッジ毎に持っているはずで,すると,シータもだいたいそれにセットされていることが多いので,すでに持ってるはずです.だから必ず必要というわけではないのですが,universal を使えばわざわざ仕舞ってあるところから持ってこなくても済むというところがポイントなんですね. ただ実際のところ,シータステムの設定は組み合わせでも変わるので,このシータだと設定値をメモしておく必要があります.そこから読み取って,ステムの設定を変更するのが早いか,それ用のシータを持ってくるのが早いかでどっちがいいかが変わるかな.私はキャリバー毎にダイの箱が分かれていて,作業をするときにその箱をベンチに持ってきて使うので,ユニバーサルの出番はなさそうです.
【参考】うちでは↓こんな感じに分けてあって
die_storage2.JPG
作業の時にそのうちの一つを取り出して使っています.
die_storage3.JPG