というわけで，検索キーワードは
クレー+弾道が見える+AA
です．
今でもトレーサーというのが軍用の機関銃ではありますが（軌跡を見るために時々混ぜてある），昔は散弾でもありました．燃えて光りながら飛んでいくものが散弾と一緒に入っているわけですが，これが火事の原因になると言うことで，今では使われていません．
でも弾道を見るのには便利なのですよね．特に初心者に指導するときには弾道が分かれば，理解が格段に違います．そこで，ワッズを工夫して弾道を見やすくしたものが Winchester から出ている TR
AACKER （トラッカー）です．
ワッドが視認しやすい構造になっていて，ある程度弾道の確認が出来るという代物です．普通のだとペタル（ショット
カップの分割式の壁の部分）が変に切れたりして，明後日の方向に飛んで言ってしまうものもあったりしますが，これはそういうことがないように，ちゃんと作られているのだと思います．もちろん空気抵抗はかなり大きいので，ワッドの速度は散弾自体に比べて落ちるわけですが，それでも旧来の見にくいワッド（そもそも視認性は考えられていない）に比べれば，見やすいことでしょう．（その代わり同じ弾速ならリコイルは少し大きいかも知れない）試してみたいけど，ちょっと高いみたいなんですよね．黒とオレンジがありますが，これは射場のバックストップや天候などによって見やすい方を選んで使うということです．
このワッドだけが単品で買えれば自分でも作れますが，出してこないかな～．笑
