週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

日猟会報より

猟友会から狩猟者登録証などの一式を受け取ってきました.中には日猟会報ももちろん入っています.
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毎回表紙の写真は楽しみにしておりますが,今年のは見ていると獣臭がしてきそうですね.笑 記事では,毎回事故について採り上げられていますが,他山の石とすべくしっかり目を通します.統計資料もありこれも毎回興味深く見ています.といっても会員数が減る一方であることを見送るだけなのですが.苦笑 ところが今回はちょっと違いました.会員数は昭和54年の42万人から毎年少しずつ減って,H26年度は 104,242 人となっていました.しかし,27年度は 105,384 人とほんのわずかですが増えているではありませんか. これに関しては,狩猟免許所持者の H26, H27 年度のデータが欠落しているので,確実なことは言えませんが,網罠免許の所持者がものすごく増えているのが原因でしょう.もちろん網罠免許を持っているからと言って,猟友会に入るかどうかは分かりません.現に H25 のデータだと銃猟を持っている人が 98,227 人で,そのうち猟友会会員が 77,371 人ですから,加入率は 79% ほどなのに対し,網罠は免許所持者が 87,100 人で,会員は 27,899 人と 32% に過ぎません.まあ両方やってる人がどういうカウントなのか分かりませんが. しかし網罠でも確かに猟友会に入る人はいて,銃猟所持者が減ってきているのに対し,網罠の人は右肩上がりで増えています.それも十年くらい前だと銃猟は網罠の4倍くらいだったのに,今は同じくらいの人数にまでなっているのです.そう考えると,これから猟友会の屋台骨を支えていくのは網罠の人たちかも知れませんね.