骨切鋸を考える

猪牙をとりたい時は下顎の前半分くらいをもって帰ってきて，家で茹でます．頭を丸ごとというのは大きすぎますから骨を切るわけですが，この時に使っていた鋸が木材用だったのです．その所為かはわかりませんが，あまり切れません． 世の中には当然骨を切る鋸があるだろうと思って調べると，こんなのが出てきました．

屠畜系で使うのでしょうか？プロ用ですねぇ．とても大きくて，これなら丸ごと２枚おろしとかもできそうですが，我々の猟隊ではそのような解体はしないですし，何しろ大きいです． で，さらに探していくと，Knives of Alaska でこんなのがありました．

bone saw です．半分くらいの長さでコンパクト．顎くらいならこのくらいのほうが使いやすそうです．同じメーカーで木材用もあります．

見た目は似ていますが，目が違いますね．木材用だったら縦挽きと横挽きくらいは知っていますが，骨用がどのような違いなのかは知りません．bone saw を名乗っているわけですから，何かが違うのでしょうね．興味はありますが残念ながら在庫切れでした．間が悪かったのか良かったのか．笑　まあチャンスがあったら使ってみたいと思います．