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【勝手にFAQ】リローディングの材料

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リローディング 材料

ライフル,散弾,どっちでしょうか?両方いっときますか.

まずはライフル弾の構成部材は薬莢,雷管,火薬,弾頭の4つです.このうち再利用が出来るのは薬莢だけです.従ってリローディングに必要な材料は,雷管,火薬,弾頭の三つです.

次は散弾実包です.構成部材は薬莢,雷管,火薬,ワッド,ショット(鉛粒)の5つです.ワッドは薬莢内で火薬を雷管側に押し込んでシールする本来の役目と共に,衝撃で鉛粒が変形するのをなるべく防ぐためのクッションの役割,そして鉛粒を銃腔内壁にこすらないよう分離するカップの役割,というように複数の機能があります.これらは元々別の部品が組み合わさっており,ワッドコラムといいますが,散弾用のワッドは現在プラスチックで作られていて,これらの役割を一つで全部行うことが普通です.再利用が出来るのはライフルと同様薬莢だけなので,リローディングに必要な材料は,雷管,火薬,ワッド(ワッズ),ショットの4つです.これらは銃砲店で購入できますが,散弾のリロードを行う人はライフルのそれと比べて少ないので,ワッドやショットをあつかっているお店はそれほど多くありません.しかし注文すれば取り寄せてくれたり,売っているところを教えてくれると思います.

許可関連についてですが,雷管と火薬の入手に関しては,火薬類譲受許可を火工品(完成実包)だけでなく,火薬雷管も申請して得る必要があります.申請料は火工品のみなら2400円ですが,火薬もはいると3500円です.一方,ライフル弾頭,ワッド,ショットを購入するのに許可は要りませんが,ライフル弾頭に関しては,警察の指導があるのかどうかや都道府県によって違いがあるかは不明ですが,実際に購入者が対応する口径の銃を所持しているか確認することがあると思います.実際に私も通販で初回購入時に許可証のコピーを送ったことがあります.

こんな感じでよろしいでしょうか.もし質問の意図とずれているようでしたら,コメントいただければわかる範囲でお答えしたいと思います.