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【勝手にFAQ】消費計画書の書き方

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消費計画書+書方

実際に許可される最大量に関しては,こちらに書きました.といっても,これまでの消費履歴も勘案して妥当性が認められる範囲で許可されるので,そこで書いた数量がそのままおりるわけではないと思いますが.... 書き方自体に関しては警視庁のページにサンプルがあります.具体的にはこんな例です.

 

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現時点で保有している数も計算して,いつごろいくつ買って,どれだけ使うか,というようなことを書いていって,合計数量を許可申請するというわけです.この例だと散弾実包を850個,ライフル実包を100個申請することになりますが,3ヶ月分しか書いてないので,実際に申請するときは1年弱分書き連ねるでしょう.ただ自分が許可されるであろう最大量に達するのが半年とかだったら,予定も半年先までいいと思いますが,その場合許可期限も半年にされてしまうケースがたまにあるらしいので注意が必要です. この例は火工品のみの場合のようで火薬雷管が書いていませんが,ハンドロードする人の計画書も基本的には同じで,買う予定数量に雷管**個購入,火薬**g購入と書いて,その後実包**個製造,という感じにすればよいです.当然ですが,市販実包の保有数も同時に計算しますから,製造の結果保有数が800個を超える瞬間があってはいけません. 雷管1個について使用する火薬量はレシピによって異なります.平均的に何グレインくらいなのかで計算します.例えば 30-06 で 168gr 弾頭を使うとき,IMR-4064 なら 50gr くらいでしょうから,1LB ボトル(454g = 7000gr) は140個分になります.なので,消費(購入)計画を立てるときには雷管300個に対し,火薬1kgくらいにしておこうという計算になるわけです(計画書に書くのは尺貫法に基づき,ポンドではなくグラム単位です).もちろん使用する弾頭によって適切な火薬は異なりますし,同じ弾頭でも速い火薬は少なく,遅ければ多いわけで,それは自分がどのようなレシピを考えているかで変わります.レシピの最大量で計算すると,火薬ばかり余って雷管が足りないってことになりますので,その辺は最初は試行錯誤かと思います.