前に書いたように安物の三脚を監的に使おうとしたら,導入に手間がかかりました.三脚もいいものを使った方がよいのはわかりますが,実際にどの程度の差があるのか調べてみました.
微動雲台を買ったヨドバシから南の方に伸びている道から看板が見えます.
拡大するとこんな感じですね.
で,この下の Yodobashi-Akiba の最後の a を導入するテストをしました.こんな感じにするわけです.
この "a" が最大ズーム(500倍)でちょうどいい大きさになるのに意外と距離が必要で,画面をのぞきながら秋葉からどんどん南下して,結局はだいたい 600m 離れたところまで行ってしまいました.もうちょっといくと石出帯刀邸(笑)です. でも人通りが多くない場所でテストには適していました(思いっきり怪しいですからね.笑).
SLIK も Gitzo も両方とも足は最短,エレベータは下げた状態でテストしました.
そして最初は真下に向けておき,そこから "a" を導入したわけです.
すると Gitzo では約1分(なれていればもっと早いはず)で導入できました.対して SLIK では同じく約1分で導入しかけたものの,どうしても止まらず3分たっても完璧な位置には合わせられませんでした.悪戦苦闘の様子は下にアップロードしておきます.
なお今回使用した SLIK は約三千円のもので,このメーカーの中では最もローエンドの一つになります.当然 SLIK でもよいモデルはたくさんありまして,SLIK だからこんな感じなんだというわけではありませんので,念のため.基本的には元からついている雲台がこの用途に適していないだけなのです.
前述の動画です.まずは Gitzo に乗せた場合です.1分で固定完了しました.
次いで SLIK に乗せた場合.途中うまく行きかかったのですが,動きが止まらずその後も調整しつづけ,結局は3分であきらめてます.