WAA と WAA/HS

散弾リロードで WAA を使うと言えば，今でこそ WAA/HS のことを言ってると思いますが，伝説にもなっている WAA hull というのは，実際は WAA/HS ではないのですよね．片付けをしていたら以前の WAA が出てきたので，現行の WAA/HS と比べてみましょう．

まずは上から見てみますとこんな感じ．

口の部分については WAA の方が若干 HS より薄い気がしますね．ロンデルも比べると...

左から WAA, HS です．HS の方は AA/HS となっていて専用のスタンプですけど，黒WAA は汎用っぽいかな．まあ実際はこんなことは些細なことで，一番重要な違いは内側です．ご存じかと思いますが，旧 WAA は １ピースの compression formed 構造でした．

一体形成だったわけです．ところが HS は２ピースの polyformed なのです．

写真だと分かりにくいかも知れませんが，底の方に hull 側面とは別の白い別部品がはめ込まれています． 一応 WAA/HS でも旧来の WAA と同じレシピが使えるとされていますが，底の部品が別になっているためにその上部テーパーが出っ張っていて引っかかったりするので，そうは言ってもやっぱり差はあるんじゃないかなと私は思っています．それ以外に頑丈さも違う（旧品の方が強い）らしいですけど，私は何回も使い回さないので捨てているので，そこはあまり気にしてないですけどね．笑