The ABCs of Reloading

射撃の中で reloading って大きな割合を占める趣味ですよね．というか，撃つより楽しいという人も多そう．笑　私もそうなりそうで恐いのですが，こんな本を買ってみました．

何かを調べたいというわけではないので，頭から読んでいっていますが，冒頭から驚愕の事実が...．編者の Rodney さんは祖父から銃好きを嗣いだようですが，１５歳の時に火薬を自作して事故にあい両手を失っているのです．それから両手が義手となってしまいましたが，努力して博士号をとり，大学で教えるまでになったという努力の人です．冒頭に義手で銃を持っている写真が載っていますが，強烈な感銘を受けました． さてこの本の冒頭では，多くの本がそうであるように「安全」が第一であると述べられています．この編者ですからより説得力があります．細かいエピソードも紹介されていたりして，勉強になります． ところでマーフィーの法則ってありますよね．失敗はいつも最悪のタイミングで起きる．飛行機のトラブルは飛行中に，銃は発砲中に，みたいな．で，この本で笑ったのは「プライマーフィーダはプライマがいっぱいつまっているときに」です．まあ笑い事では済まないのですが． ここでいうフィーダはチューブ状になっているものの話で，ジャムったとき無理すると起爆するから，動作は注意深く行うべしということなのですが，私の場合はショットシェルリローダのトレーにプライマをいっぱいにセットしたとき，送りのチェーンの長さが悪くてトレーが外れ，おまけにそのカバーが飛んでしまったのでプライマをまき散らしたことがあるのでした．幸い数が分かっているので，全て回収できましたが....．苦笑　まあ失敗しないと分からないことはあると思いますが，その失敗が安全な範囲で収まるように日頃から十分考えておかなければならないということですね．