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【勝手にFAQ】教習射撃はトラップ?それともスキート?

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初心者教習はトラップもスキート同じむずかしさだと思う

初心者講習と混ざっちゃったかな?散弾銃の教習射撃のことを言ってるのだと思いますが,トラップを選ぶべきか,それともスキートにすべきかってことですね.

実際にどちらで教習するかは,結論から言えば,射撃場の都合で決まってくると思います.例えばトラップ射台が空いてないとか,貸し出し銃が30インチフルチョークだとか,そういう事情があればそれで決めるしか有りません.しかし,もしどっちでも選べるならどっちが楽かってことですね.

私の意見は「トラップ」の方がどっちかというとお勧めかな?です.

スキートがもし1番と7番射台(クレー放出口の真下)しか使わないなら,クレーまでの距離が短い分,スキートの方が楽でしょう.でも実際は,1番,2番と回っていきますよね.8番は使わないと思いますが,射台が変われば,クレーの飛行ルート(角度)も射手から見て相対的に変わるわけです.

トラップも本来であれば,左右中央と飛行コースが変わりますが,教習の場合はストレートしか出さないことも多いようです.そうすると,自分から見たクレーの飛行ルートが一定になるので(実際は放出機の設定が射台によって少し変わるけど)当たる位置を探ることもできるわけです.

最初は安全な扱いを身につけることが大事で,他のことはあまりさせないほうがよいと思います.なので,銃を大きく振るような動作をしない方がいいと考えます.

というわけで,種目としての本当の意味での難しさはどっちも変わらないと思いますが,教習射撃に限って言えば,トラップのほうが良いかもしれない,というのが私の意見です.もちろんその後の所持許可申請を出す銃の話とは一切関係ありません.合格点に関しては,トラップは2点,スキートは3点ですが,25枚中の話ですので,よほど指導員の言うことを聞かずトンチンカンなことをしてる,なんてことがない限り,その何倍もあたるので差はありません.まあそんな人はそもそも行為の減点で落ちるでしょう.

ちなみにそのあと最初に始める種目を選ぶことになるでしょうが,このときは一緒に撃つ人,通うことになるであろう射撃場の射面の数,あとは鳥猟も始めるかどうか,なども加味して決めれば良いのです.トラップとスキートは,将棋と囲碁に例えられますが,どちらも極めようとすれば難しさがあって,楽しいと思います.