週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

Lyman Reloading Handbook を比較する

以前から持っていたのは 48th Edition でした.これは 2002 年にでたものですね.

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現行はもちろん 49th ですが,これは 2008 年に初版が出ています.正直変わり映えはしないと思うのですが,きっかけがあったもので,つい買ってしまいました,49th Edition です.

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中を見るとあまり変わらない気がします.でもまあフォントは変わったな.笑 あとはぱらぱらっと見る限りでは一部の写真が入れ替わってます.

で,具体的にはどうかと比べてもう少し詳しく見てみました.

1. An Introduction to Reloading

 なぜリロードするの?とか,安全に始めようとかいう内容で,文章からして同じですね.

2. The Basics of Reloading

 これも同じ

3. The Components of Reloading

 これも変わりません.

4. Specialty Articles

 基本的にはここは毎号変わると思うのですが,4つある記事のうち1つは同じでした.それはその記事が近年なくなった方のもので,その追悼の意味もあるようです.

5. Data section

 肝心なのはここですね.比べて見ますと,カートリッジの種類が若干増えているようです.が,日本ではお目に掛からないようなもので,我々のようにいわゆる普通なカートリッジしか使ってない人には関係ない変更です.全部は見れないので,とりあえずうちでリロードする 243Win, 308Win, 30-06 に限って比べて見ますと,まず 243Win は Cast Bullet(鋳造弾頭)のデータがなくなりました.308Win は同じですが,30-06 はジャケット弾が2種類なくなりました.まあ使う弾頭ではないので実害はありませんが....薬種に関しては若干新しいと思われる火薬が増えているようです.TAC, Big Game, Hunter といったものは 48th にはありませんでした.Ramshot Powders の製品ですが,日本には入ってきてないんじゃないでしょうか.なので,我々には関係なかったりします.

6. Reference section

 中身は変わりません.

というわけで,結論としてはちょっとした違いはあるけど,わざわざ買う程でもなかった,というのが結論です.苦笑

ちなみに次は 50th Edition ですから,内容が充実してると嬉しいなぁと思うのですが,いつでるでしょうね?

49th 2008年

48th 2002年

ですから,もう出てもよさそうですが,それより前はどうなっていたか調べてみました.すると

47th 1992

46th 1982

45th 1970

44th 1967

43rd 1964

42nd 1960

41st 1957

40th 1955

39th 1953

38th 1951

という感じになっています.ここ60年くらいの傾向では2年で次が出るときもあれば,12年かかったときもあるのです.仮に今までの最長である12年とすれば,次は2020年です.関係ないけど東京オリンピックですね.といってもあと4年しかありません.まあそのくらいには出ることでしょう.で,変わり映えしないと分かっていながら買うんだろうなぁ.笑