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【勝手にFAQ】RCBS Competition Powder Measure の使い方

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RCBS+コンペティションパウダーメジャー+の使い方
このメジャーは基本モデルである uniflow にパウダーの自重による体積変化を抑えるための powder baffle と,火薬量の読み取り精度をあげる micrometer insert を付けたものが competition powder measure です.よって使い方は通常のパウダーメジャーと同じですが,一応説明してみましょう.まず薬量を調整します.
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この赤矢印のところがマイクロメータになっています.拡大するとこんな感じ
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まず上の目盛りが 3 ですね.ここは目盛りが 0.5 刻みになっていますが,3.5 までにはなっていません.ですので,ここは 3 です.次に下の目盛りですが,これは最大が 50 です.これは上の目盛りの 0.5 に相当します.で,これの読みは 46 ですね.従って,3 + 0.46 となり 3.46 と読みます. 実際の薬量(グレイン)と目盛りの関係は実際の火薬を使って各自が確かめる必要があります.というのも,マイクロメータである値を設定しても,インサート本体のネジ留め位置によって薬量が異なります.なので,対応表はあくまでも自分で作る必要があります.使い方を知りたかった方はもしかしたら,薬量と読みの関係を知りたかったのかも知れませんね.というわけなので,自分で対応表なり換算式を作る必要があります.もちろん大体でよければ私の値を紹介しますので参考にされても構いませんが.下は IMR3031 と IMR4350 の例です.薬種で嵩が異なるので線も変わります.
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大体はこんな感じだとは思いますが,さきほど書いたようにネジ留めの位置で変わってしまいますから,実際に使う場合は必ず自分で一度秤ではかっておいてくださいね. さて火薬をドロップチューブから出すのはこのレバーを上げます.
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このとき引っかかりを感じた場合は無理に上げずに一度戻してから,もう一度上げてみましょう.無理に上げると火薬自体が折れることがあります.それほどの差はでないと思いますが,やはり折れないように入れた方がいいと思います.