「今コレ」はリローディングにおいていろいろ回り道した経験を踏まえて，もし自分が今からリロードを始めるとしたらまずはコレを買うだろうというものを紹介するエントリ群です．もちろん射撃・狩猟スタイルが違う人には当てはまりませんし，そうでなくても正解があるわけではないので，異なる意見をお持ちの方は当然多くいらっしゃると思います．賛否両論，コメントいただけると，他にご覧になっておられる方にも参考になると思いますのでアドバイスよろしくお願いいたします．
前エントリでは一つづつ秤取る方法について述べました．しかしレシピが決まれば，その薬量で大量（といっても知れているけど）に製造することになります．そのときに使うのがパウダーメジャーです．パウダースケール（秤）と間違いやすいですが，パウダーメジャーというとこんな形です．
これは Redding の 3BR ですが，RCBS からも同じようなものが出ています．
Competition Powder Measure です．普通の Uniflow と何が違うかというと，筒内のバッフルと，火薬の容積を決める metering insert にマイクロメータがついていることです．一度調整したら変えないというのであれば，マイクロメータは全く要らないので，普通の uniflow でいいと思いますが，いろいろ変えるならマイクロメータ付きの方が便利かも知れません．
といわけで，一応パウダーメジャーの今コレは現在使っていて特に不満もない(*次コレはエントリ末)ことからこちらの RCBS Competition Powder Measure ということにしておきます．
Lee のは激安でいいと思うのですが，主要部材がプラスチックで出来ているので，空隙に火薬が入りやすかったりするようです．まあそれでも安いからか評判はよいようですが，日本からだと買うにも送料がかなりかかるので，どうせならいいの（Lee に言わせれば過剰品質）を買った方がいいかなぁと．
あとは持っていないので，おすすめは出来ないのですが，Lyman のこちらも良さそうです．
Redding や RCBS と違って，調整時のインサートの移動方向が違います．Lyman は回転軸方向にインサートが動くのです（Redding や RCBS は軸に直角）．ですからハンドルの操作が軽いのではないかと推測しています．ただちょっとごつい印象がありますね．次コレかなぁという気もしますが，今のが壊れない限り買い換えないでしょうから，買わないだろうなぁ．
(*)あえて言うと，シリンダロータが黒染めっぽいけどさびるという点があります．ステンレスなどで出来ている方がよさそうですが...あるかな？Redding のはこの部分が塗装になっているので錆びません．使ったことがないので今コレにはしませんでしたが，バッフルの付いた 3BR を次コレにします．
