RCBS Rebel Press (8):プレス照明を付ける
やっぱりプレスの手元照明ってあると便利ですね.ないからといって困るほどではないですけど,うちではベンチ周りはそれほど明るいわけではないので,点けるのが当たり前になっています.RCIV は退役というわけではないので,ここから照明を移植するのではなく,Rebel Press には新規に付けようと部品を買ってきて,早々にジャックと抵抗を組みました.
プレスが変わっても,ここの構造は一緒.大きさ的にあまり変えようもないのでした.
問題は LED なのです.まず基板に乗った状態の LED をプレスに載せてみます.
すると,この部分の座りがよろしくありません.プレスのこの周辺は平面でないのですが,どうにか付けられそうなところを探るとダイと干渉しそうです.もちろん基板を切断して小さくする方法もありますが,基板はアルミ板が裏打ちされた構造で,加工も面倒なので LED 単体だったらどうかと考えました.
これならサイズ的に問題がありません.放熱は鋳鉄製のプレス本体に付けるのだからいけるのではないか?と考えました.とりあえず放熱用接着剤でつけてみましょう.養生テープで仮止めしつつ一晩おきます.
翌日,LED はこんな感じにつきました.
ジャック+メタルクラッドもOK.
あとは LED に半田付け.
こんな感じで良いかな.
ジャックにプラグをセット.
うーん,明るい.
カートリッジを置くとこんな感じ.
直に見ると目が痛いです.
でも下向きに付いていて,作業中は直接目に入らないので大丈夫.
ちなみに放熱が上手くいくかも確認してみました.点灯してすぐ LED 部分の温度を測ると 31.7℃,ダイブッシュのそば,LED の直上に相当するあたり(下写真の赤丸●付近)の温度は 23.7℃.これが点灯したまま6分経過するとそれぞれ 33.7/24.6℃,12分経過後で34.6/25.0℃でした.このくらいであれば問題ないし,放熱も上手くいっているようです.