週末猟師

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ワッズ比較:クレイバスタ vs ウィンチェスタ純正

現在の鴨マグナム用ワッズは WAA12R(通称赤ワッズ)です.昔買い込んだウィンチェスタ純正を今まで使ってきましたけども,ついに在庫が払底します.そこでクレイバスタの互換品を買いました.
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国内調達なのでさすがに何袋も一度に調達するわけには行きませんでしたけど,500個入りなので何年かはもつかなと. クレイバスタ CB1138-12 は 1-1/8 から 1-7/8 oz.の鉛散弾用とされていますが,そのコピー元であるウィンチェスタ WAA12R は確か 1-3/8 から 1-1/2 oz. とされていたような?まあ記憶が曖昧なのと,あまりこの辺の数字って当てにならないのでおいておきましょう.では届いたクレイバスタとウィンチェスタの比較を行ってみましょう.まずカップ部から.
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ぱっと見は色の濃淡くらいに感じますけど,よく見ますと...
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このように厚みが結構違います.クレイバスタのほうがかなり薄手です. ついでクッション部 (leg section) を見てみましょう.
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ここは外見上はほぼ同一に見えます. 最後はガスシール部です.
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少しクレイバスタの方が深く見えますね.ということは,ワッズのシート深さは純正よりもわずかに深くなることになるようにも思えます. ところが WAA/HS hull では,内底部に入っているテーパー状のスリーブ(昔の compression formed case のプロファイルをまねている)の上で,押し込んだワッズが止まってしまうので,高さは変わりません.ということはただでさえ Longshot だと火薬が遊ぶという,散弾リロードにしては一般的でない詰め方が,更に遊ぶと言うことになってしまいそうです. というわけで,以上のような違いのため,純正と全く同じ結果が得られるのかは分かりませんが,クレイバスタのワッズも悪い話は聞かないので,純正と変わらないものと期待しています.次回製造分から互換品を投入しますので,結果報告はもうちょっと先の話になります.