前回,解体包丁用のカイデックスシースを作りました↓
道具が机上に出ている今のうちに Svörd Pig Sticker にもカイデックスシースをしつらえましょう.というか,本来こっちがメインなんですけどね.作り方は前回の包丁と一緒ですが....
Svörd に最初からついていたシースはゴッツいのですけど,構造がよろしくありません.というのもこんな感じなのです.
内張が布みたいな感じなので,血染めの刃物をそのまま仕舞えば染みこんでいってしまいます.鳩目で留められていて分解も面倒ですから,カイデックスシースが必要というわけですね.
まず適当なサイズに切り出したシートを準備.
ナイフの刃の部分を養生します.
加熱し軟化したカイデックスシートではさみ,それを大急ぎでプレスで圧接.
冷えたら取り出します.
概ね良さそうなので縁に鳩目を打って固定し,羽根付き状態にします.
これも後日解体包丁同様,周りの余計な羽根部分はカットするつもりですので,とりあえず今日はここまで.
他のカイデックスシースたちと比べてみますと...
上が前回の解体包丁(羽根付き),真ん中が今回の Svörd(同じく羽根付き),下が以前作った Bravo 1.5 です.これにはちょっと格好良いカーボン調シートを奢り,余分な羽根もとってサンダーをかけ完成させたものです.下の3カ所がネジ留めなので,汚れたらここを開けて洗えるようにしてあります.Svörd もこんな感じにしようかなとは思っています.が,もう鳩目打っちゃったから一回使ってからでいいかな.笑