前回 30-06 の超弱装弾として Longshot をかなり控えめにいれたところまで紹介しました.
まだ実射試験が終わっていないので安全性も確認できておらず,薬量に関しては書きませんが,Longshot というのはかなり稠密なため,ましてや少量では薬莢の底の方にちょっと入っているだけなので,ダブルチャージしても全く気付きません.ですから,決して同じ薬莢に二回入れたりしないように極めて慎重に入れていきました.ディスペンサーから指定量を繰り出して,それを入れたらファンネルを次の薬莢に回すと共に,ディスペンサのカウンタを確認するという手順です.その後はシートします.
ブロックの列ごとに薬量が異なるので,入れかわることのないように気をつけます.
シート深さは薬量によらず同じにしていますけども,使っている薬莢の種類がいろいろまざっているので多少緩いのも混ざっています.
でもこの段階では気にせず,テレコしないことに注意を払ってシート作業を進めます.
シート終了です.
テンションが異なる薬莢が混ざっていて緩かったりするので,全数テーパークリンプを掛けることにしました.使用しているのは Redding のクリンパです.
操作が早すぎると薬莢が座屈する恐れがあるので,ゆっくり操作します.
テーパークリンプを掛ける前が右,掛けた後は左です.ネックのマウス端が光っているので分かりますね.
もちろんブロックに置く順番も薬量毎に決めていますから,ケースに入れるときも気をつけます.
入れ終わったらレシピを書いて貼っておきます.
装弾ロッカーに入れて終了.次回は実射結果(弾速)です.↓