今週のお題「まつり」で書いたように長瀞の300フェスで,せっかく 300m を撃ちに行くのだからと,bullet pointing die の効果をみてみようと思いました.
bullet pointing die
使用したのは HPBT で,このダイにかける前後を比較しますと,こんな感じです.
これじゃ分からないか.拡大するとこんな感じ.
左が箱だしそのままの HPBT 先端,右がダイで整形したあとです.弾頭をより尖らせるダイということです.本当はトリミングして先端を真っ直ぐにしたいところですけど,持ってないので細くするだけでの比較です.
5発づつ撃って,最大離隔の CTC (center to center) を測ります.
上の例では紙を外れたところに着弾してますがこのように測りますと(1MOA=8.3cm@300m)
処理前 1.9 MOA
処理後 1.3 MOA
となりました,処理後の方がまとまりは良くなっていますが,ちゃんとレスト出来てるわけではないし,ライフル自体の性能を引き出せているわけでもない.疲労+暑さでの集中力欠如に加え,自分の下手さ加減も加わるので,この試行一回ではなんとも言えず,もっとたくさん試さないと効果は分かりません.という微妙な結果になりました.というわけで,結論は持ち越しです.