私の参加している巻狩はそこまで寒いところでやってるわけではないのですけど,それでももっとも寒い時期には腕時計を見るのに重ね着の袖をまくるのもやはり手間です.そこでナースウォッチのようなタイプが便利だろうというのが以前の考察での結論でした.
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これ以外にあると便利なのは方位磁針くらいで,潮汐や日の出時刻表示など他の機能は特に使わなそうです.
となると,時計としては使いたいときにいつでも動く機械式を使いたかったのですけど,手の届きそうな価格では良いものが入手できなかったので(中華はそもそも俎上に乗らない),機械式を諦める代わりに,クォーツで最強なものにしました.それはこちら.
CASIO F-91W
これなら電池も十年くらいは余裕でもつし,実際に自分もバイクにつけて使っていてトラブル知らずの超高信頼性.笑 もちろん激安です.
あとはコンパスですけども,これは国産であり,自衛隊でも使っているらしい YCM にこだわりました.こんなのです.
さて,これらを組んでみましょう.まずはナースウォッチと同様6時側で吊るので,12時側のベルトを外します.(こちらのベルトは使いません)
ベルトに刻印されている矢印の方向にピンを押し出せば抜けます.次に6時側のベルトにコンパスを通します.
6時側ベルトはクルッと巻いて,適当な穴同士をインシュロックでとめます.
ベルトで作ったループ部分に適当なナス環(カラビナ)を通せば完成.もちろんパラコードみたいなものでも良いです.
さて完成はしましたが,猟期は終わっておりますので,また今度の冬まで夏眠です.なおベルトはそのうち加水分解すると思うので,そうなったらナイロンにでも交換するつもりです.