週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

厚みが違う米国

ネット掲示板を見ても,弾頭鋳造のように射撃の中でもそこそこニッチな内容についてのコメントって,日本ではあまり見かけないですが,米国のある掲示板などそんな分野だけでさえ一日に千件を超える書き込みがあったりします.そもそもが愛好家数が桁違いなので仕方ないのですが,具体的な数を調べてみました.

その結果,日本では所持者は 1400 人に 1 人くらいなんですね.一方,アメリカでは 8 人に 1 人くらいです.単純計算で 175 倍の所持確率になります.人口自体は日本の 2.5 倍程ですので,所持者総数はざっと 440 倍となります.もちろん日本ではピストルを持っている人はほぼ皆無とか,米国では趣味で持っているわけではない人も多いなどといった異なる要素が大きいので,単純比例するとは言えませんが,それでも数が多くなれば,それ以上に趣味性も高くなるのだなぁと感じた次第です.

やはり数からくる厚みというのは明らかにあります.この分野では学ぶべきことが圧倒的に多いことは誰も否定しないでしょうが,逆に米国では日本で銃は持てないと思っている人が結構居るようで,日本でどのように楽しんでいるかを説明すると喜んでくれる人が結構います.別に哀れんでいるわけではないでしょうが,同好の士として,多くの人が親切に教えてくれますし,アメリカに来たらうちに来い,猟に連れていってやるとか,珍しい弾頭をあげるとか(国内での所持に問題なくても,トランジット中トラブると困るので事情を説明して丁重にお断りしましたが.笑),いろんなありがたいお申し出をいただき感動します.

検索するととても多くの掲示板があります.ご興味がおありな方は,向こうの人との触れあいも楽しいと思うので,是非利用されてみては如何でしょうか.