週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

【再考】ブレットプラー

ブレットプラーで一番簡単そうなのは,こんな感じのものですね.
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キネティックあるいはイナーシャタイプと呼ばれるものです.これはハンマー部分の中に弾を入れて,硬いところに叩きつけると,慣性によって弾頭が外れるという仕組みです.これの利点は一つあればいろんなキャリバーに対応できることですが,内部に弾頭と火薬が一緒に落ちるので,回収に手間取ることや,叩きつけるためうるさいです.またそれほど長持ちもしないでしょう.たまーに一個だけとかならいいでしょうけど. ですから,私の使っているものはこちらです.
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RCBS の Buller Puller です.コレットタイプと呼ばれるもので,弾頭径ごとに固有のコレットが必要になります(プラーの本体は共通).ところがうちのプレスは Hornady の Quick Change Bushing を使っているので,多少問題があります.というのも,弾頭を固定するときは右回しなので大丈夫なのですが,薬莢からはずした弾頭をコレットからとるときには左回しですから,ブッシング解除方向のため,プラー本体がプレスから外れてしまうのです. だからといって,元の変換ブッシュにわざわざ付け替えるのも手間です.で,回転させないこちらのプラーがよいと考えています.
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Hornady Cam-Lock Puller
持っていませんが,今度機会があったら使ってみたいと思います. なお価格はプラー本体が $27.99,コレットが $11.49 です.(価格は Sinclair 調べ)