週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

メッシュコード

猟期が終わると,狩猟者登録証の裏に出猟履歴を書いて返納しますね.そのときに場所はハンターマップのメッシュ番号で報告することになっていると思います.少なくともうちの県ではそうです. 別の話になりますが現在 GPS からその場所の日の出・日の入り時刻を表示するガジェットを作ろうと思っておりまして,どうせ緯度経度を出すなら,このメッシュ番号も表示できたら便利かなと思いました.そこでこの番号の由来を調べたところ,JIS 規格になっている地域メッシュコードから付けられていることがわかりました. JIS によると,第1次メッシュが4桁+第2次メッシュ2桁,第3次メッシュ2桁とあります.そこで実際の場所で確認してみましょう.例えば筑波山の緯度経度は N36°13.528',E140°6.405' です.ここから計算して得られるメッシュコードは 5440-2078 (茨城県の狩猟マップ形式だと 5440-20-78)になります. ところが県の地図を見ると筑波山のメッシュ番号は 5440-20-77 になっています.
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そもそも第3次メッシュまでいくと,メッシュ幅が 1km くらいになってしまいますが,ハンターマップは1辺 5,6km くらいになっています. で,あらためて地図をよく見ると,最後の桁は 22, 27, 72, 77 の四種類しかないのです.これは要するに第2次メッシュを4分割して,0-4 を2,5-9 を7で代表させているわけです. ただこのコードは都道府県によってかなり違いがあります.例えば北海道だと「イ562」(函館空港)みたいな感じになっています.最初のカナが地域メッシュの第1次メッシュに対応していて,次の二桁が第2次メッシュ,最後の1桁は第2次メッシュを4分割して1から4の数字を当てたものと考えられます.ところが青森は単に3桁の数字になっていまして,計算ではなく変換テーブルを持っておくしかなさそうです. というわけで,全国に対応するのは一筋縄では行かないですけど,自分が行く場所だけなら簡単に対応できそうなので作ってみたいと思います.ちなみにスマホ持ちならアプリで作れるわけですが,私は持ってないのでガジェットで対応したいなと思っています.笑