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腕時計+日の出+日没
結構種類はあります．CASIO の PRO
TREK シリーズをみると最新の PRW-7000 をはじめとして，安価なラインでは PRG-270 などもこの機能があります．
もちろん用途にもよるのですが，私の場合は他の要素を優先し，当時一番自分の需要を満たした PRW-2500 を選択したため，sunrise/sunset は測れません．どうして外したかというと，精度の問題があると考えたからです．だいたいの時間がわかれば良いという用途であれば問題ないのですが，狩猟用だと少なくとも１分刻みで正しい時間が分からなければなりません．
ところがこれらの腕時計の緯度経度の設定が荒すぎるのです（これは間違いであることが後ほど判明）．その時調べた結果によると設定できる緯度経度は１度刻みということでしたので，時間にして４分刻みになってしまいます．これでは狩猟には使えませんよね．
しかし PRO
TREK なんだからもうちょっと細かくてもいいよなぁと思って，調べることにしました．CASIO は
モデルナンバーではなくてキャリバーナンバーで取説をダウンロードするようになっているので，まずはこの番号を調べ，そこからマニュアルを見てみることにしました．すると，もっとも廉価な PRG-270 にしても最新の PRW-7000 にしても緯度経度の設定は 1/10度，すなわち６分刻みではありませんか．
こうなると事情は変わってきます．６分刻みということは時間にするとざっくり言って２４秒刻みになるわけです．そうすると分単位ではほぼ正しい結果が得られることになります．まあ買おうとしていた時は sunrise/sunset とタイドグラフが一緒に出せる時計はなかったので，当時の選択としては間違ってはいなかったのですが，現在はこれらを両立するモデルとして PRW-7000 があるので，これを現時点では究極の狩猟時計と呼んで良いかもしれません．個人的には唯一ベルトが気に入らないですね．これのチタンモデルが出たら危ないかも．笑
と，書いていてひとつの懸念が...．それは時刻の算出
アルゴリズムです．質点の回転運動のようなシンプルなモデルからの算出だと実際との誤差があります．天体の運動は揺らいでいるので，そこまで反映できないのは仕方ないにしても，もろもろ含めた上での確度が１分以内に収まっているのかの検討の余地はありそうです．日の出自体の定義も国によって違いますから，世界規模で販売しているものが，どのようなスタンスなのかは知る必要がありますね．
