週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

狩猟不思議体験

狩猟をやっていると不思議な話ってたまに聞くことないですか?自分でもそんな体験をしたりして.今日はそんな話を一ついたしましょう.

ある日猟友と鳥屋に行きました.メンバーはあと船頭さんと自分の計3名.鳥屋というのは川辺の水面上に仮設してある小屋で,その前にデコイを浮かべて飛んできた鴨を撃つという猟法です.岸からそのまま鳥屋に入れるところもありますが,私の行きつけは少し離れた船着場から小舟に乗っていくスタイルです.夜明け前から準備を始めるので,星空がとても綺麗です.流星もよく見ますね.月が出ていれば月明かりで作業できますが,この日は新月で星明かりのみ,細かいものは見えないので基本的にはヘッドランプをつけていました.

船着場ではトラックの荷台を川に向けて停め,10m くらい離れた川面の小舟に荷物を乗せ替えます.個人機材は各自で運びますが,それ以外にもデコイやら燃料やら共用する荷役は船頭さんが主とはいえ,基本的にはみんなでやります.荷物を降ろし終わって,荷台の確認を自分がしているとき,誰かがザクザクと歩いてきて,私の左を通ってトラックの前方に行きました.背格好で座席に忘れ物か何かを確認しに行った船頭さんだと思ったのですが,振り向くと舟のところにはヘッドランプがふたつ見えます.船頭さんと猟友ですね.

え??????

よく考えれば,船頭さんはトラックを運転してましたから,忘れ物なら右側から前に行くでしょう.昼間でも人気のない川辺です.ましてやこんな夜に明かりもなく一人で??不審者だと困るので一応トラックの前をみてみましたが誰もいませんでした.

うわぁ.見えちゃった?

その場で言ってみんなにビビられると困るので黙っておりました.苦笑 明るくなってから,こんなことあったよと話しましたけどね.鳥屋好きな諸先輩で鬼籍に入られた方はすでに何人もおられますから,一緒に乗りたかったのかもしれない,で終わらせればまあ悪い話ではないですね.逆に理詰めでいけば,見えたのは飛蚊症ということになりそうですが,説明しにくい点もあるんだよなぁ.まあ狩猟不思議体験でとめておくのがいいと思うので,ここでは理詰めはやめます.笑

実は他にも不思議体験や,そこまでいかなくても変な出来事は時々ありますが,そんなお話はまたいずれ.