猪弾は「ししだま」と読んでください.投稿エントリが詰まっていたのでアップが年の瀬にかかってしまいましたが,ちょっと前のお話です.さて,今期は Hodgdon がないというので,IMR 4895 で猪弾を組むことにしたのです.
150gr RN を 46.0gr で押します.この量を入れると,コンプレッションとまではいかないまでも,ほぼめいっぱい入っているので,振っても音がしません.なので,当然いつも見てはいますけど,さらにちゃんと見てダブルチェック,トリプルチェックしてからシーティングします.
シートが終わったらクリンプかけて,さらに緑青除けのトップコート(透明なマニキュア)で封止.
左がクリンプ前,右がクリンプ後です.が,よく分かりませんね.笑
クリンプ溝 (cannelure) 付きの弾頭なので,ロールクリンプでもいいのですけど,使っているのがクリンパがテーパーなのです.もちろんシーティングダイを深めに設定すればロールクリンプできるのですけど,再使用時の薬莢マウス部分へのダメージ蓄積が早くなるし,猟期末の残弾弾頭載せ替えが大変になるのでこのくらいがいいところかと.