今週のお題「やったことがあるアルバイト」 ということで，いくつかやったことはあるのですけど，このブログに関係がちょっとでもあるとすれば建設系のバイトかなと．
高校の先輩が勤めていた建設会社で春休みだけバイトしたことがあります．臨時の短期間バイトでペイがよかったからです．公共工事も手がけている会社で，例えば道路だったらガードレールやら，河川だったらフェンスやら，そんな感じの付帯設備の工事の手伝いをするというものでした．
この会社は例えば大規模工事のために撤去したフェンスを事後に再度設置するとき，撤去した部材のうち再利用が可能なものは保管しておき再利用するというやり方をしていたため，工事費が安かったらしくて結構忙しく，いろんな現場に行った記憶があります．再利用するフェンス柱は下部がコンクリートブロックに接合されていて，結構重いです．工事現場は当然未整地ですから，車や重機が入れないところが多くて，そういうところに部材を持ち込むときには，ネコ（一輪車）を使います．
私はそれまでネコなんて一度もまともに使ったことなどなかったのですけど，使い方は見ればわかりますので，こんなの余裕だぜ！とか思っていたら，これがとんでもない．バランスが難しくて，慣れないうちは腕がパンパンになりました．見るとやるでは大違い．小さい部材でもいちいちみんな重いし，慣れないうちはとにかく体力的に大変でしたね．けども，同じ現場で別の作業についている別会社の人たちは，作業ももっともっとハードだし，全然重いものを扱っていました．驚いたのはそんな中には高齢な女性までいらしたことです．当時の私から見れば，自分の祖母くらいの印象です．その方よりも私の方がよほど軽作業なのに，自分はヒイヒイいっていて，そのおばさんはニコニコしながらキツい作業をしているのです．休憩時間にはお茶やお菓子をいただいたり，可愛がっていただきました．最初は自分の作業も十分ドカチンだと思っていましたけど，他の人を見るとまだまだ軽かったですね．このバイト，仕事自体は体力がいりましたけど，現場の人たちは腕っぷしは強そうなのに，みなさん親切でやさしく穏やかだったのが印象的でした．高層建築の現場とかをみることがあって，そういうところだと怒鳴っているのをよく耳にしたりしますけど，そういうのは全然なかったです．
さてこのブログに何が関係するかと言うとネコですね．獲物を運ぶ時にはトロ舟に乗せたりすることもありますけど，一輪車が出てくるシーンもあります．以前久々に遊んでみたら，やっぱりいろんなところに力が入っちゃっていました．ある程度以上の距離を使ったらきっと腕が腫れると思います．こういうものって慣れというのはありますけど，そこまで日常的には使わないですからねぇ．
というわけで，普段から使って慣れたい方はどうぞ↓ 笑
