週末猟師

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【2024年春版】狩猟用ハンディを考える⑥:アンテナはどうする!?

ハンディ機を買えば最初からラバーダックアンテナは付いてきますけれども短いです.アンテナは長い方が性能的には良いというのが一般的ですけども,持ち歩きする限りは限度というものがあります.すなわち性能と携行性はトレードオフの関係にあります.

 

私の場合は最初に説明した通りこんな感じに装備しています.

 

 

この図の水色の線がアンテナです.アンテナは体から離して,高い位置に保持した方が感度もよく,電波も飛ぶのですけど,山を歩いているときにはそんな状態には出来ないので,とりあえずはこの図のようにしています.腰につけるので体に沿って純正よりは長いものがつけられまして,例えばこんなタイプのものがあります.

 

ホイップアンテナの例(ダイヤモンドアンテナ製 SRH36


アンテナエレメントはバネ性のある,例えて言えば延竿の穂先をもっと柔らかくしたような材質です.アンテナが外側を向くと歩いているときに藪に引っかかるので,身幅より外に出ないように寄せておくことになります.そうすると長さにもよりますが,銃を構えたときに顔にぶつかったり,鼻の穴にささったりします.笑

 

ですから,私はこういうタイプを使っています.

 

フレキシブルアンテナの例(ダイヤモンドアンテナ製 SRHF40

 

これだと細い蛇腹になっていて,決めた形を保持できるわけです.するとエレメントの先端だけをちょっと曲げて外側にむけることが出来るので,射撃姿勢をとっても顔には刺さらないようにできるわけです.もちろん身につけない場合は真っ直ぐに伸せば,その状態が保持されます.

 

前々々職が無線機屋だった私,その当時からこのタイプのアンテナはあって,棒状のアンテナって普通は真っ直ぐにしておいた方が良いのに,なんでフレキシブルタイプなんて買う人がいるのだろう?と思っていました.自分で山に入るようになってなるほどと納得しました.笑