【ガスチェックを作る】 (2) 切り出す
(1)でダイの取り付けは終わりました.
この状態はシャフトが上に付いてますので,ラムを上げて,ラム側のダイのネジを締め込みます.
ぐいぐいっと...といってもこっちはそんなに強く締めなくても大丈夫.
で,上側は緩めます.
するとシャフトがラム側に結合して下ります.
下も上もダイは固定されているわけではないので,回転しますね.このとき,ラムを上げ下げして,カッターがダイに当たってガリガリいわない角度に回します.ただ金属板を入れるスリットの角度が悪いと作業しにくいので,適宜下のダイも回して,カッターがスリット角に当たらないようにします.(あまり当たるとカッターが傷むので)
スリットから材料となる金属板を入れていきます.
30cal の場合は幅は 1/2" (12.7mm) となっていますが,これより若干小さい方がいいです.わずかに広いだけでスリットに引っかかってしまうし,無駄も多くなるからです.上から見てちゃんと切れる位置まで差し込みます.
半分くらいまでなのが見えますね.これはアルミ板なのですが,ここまできて思いました.色がダイと同じなので見にくいと.なのでここから銅板に入れ替えます.
ハンドルを思いっきり下げます.かなり力が要ると思います.
バンッと大きな音と共に円板が切り出されます.
アルミ板と銅板を切り出してみました.
次の作業でこれをガスチェックに成形します.